「チームワークって難しい…」「チームがまとまらずに仕事がうまく回らない…」「チームメンバーとどう関わればいいのかわからない…」そんなお悩みを抱えていませんか?
MBTIを知り、チームメンバーの個性を最大限発揮して、チーム力の強化に役立ててみてはいかがでしょうか!
MBTIはユングのタイプ論を参考にした性格検査でありチームビルディングに活用できます!MBTIを知ることで、チームメンバーの「個性」をより深く理解することができます。それぞれの強みや悩みを把握することで、より効果的なコミュニケーションが可能となり、チーム全体のパフォーマンスが向上します。
ここでは、MBTIの16のタイプの特徴やチーム、組織でいる時の思考のパターンなどを解説していきます。チームで仕事をする際、これからチームビルディングする方は参考にしていただけると幸いです!
MBTIってなに?
・MBTIの基本概要
MBTI(Myers-Briggs Type Indicator)はユングのタイプ論を参考にした性格検査であり、世界50か国以上で利用されている性格検査です。MBTIで自分の特性を知ることで、自分の心の動きや他人の個性を受容することに役立ちます。
・16性格タイプ
性格タイプは、以下の4つの指標があります!それぞれの指標は、2つの側面に分かれており、どちらに優勢な特徴があるかによって決定されます。
①興味関心の方向 外向的(E)・内向的(I)
②ものの見方 感覚型(S)・直観型(N)
③判断のしかた 思考型(T) ・感情型(F)
④外界への接し方 判断的態度(J)・知覚的態度(P)
<分析家>
・INTJ:建築家
想像力豊かで、戦略的な思考の持ち主。あらゆる物事に対して計画を立てる。
・IINTP:論理学者
貪欲な知識欲を持つ革新的な発明家
・ENTJ:指揮官
大胆で想像力豊か、かつ強い意思を持つ指導者。常に道を見つけるか、道を切り開く。
・ENTP:討論者
賢くて好奇心旺盛な思考家。知的挑戦には必ず受けて立つ。
<外交官>
・INFJ:提唱者
物静かで神秘的だが、人々を非常に勇気づける飽くなき理想主義者。
・INFP:仲介者
詩人肌で親切な利他主義者。良い物事のためなら、いつでも懸命に手を差し伸べる
・ENFJ:主人公
カリスマ性があり、人々を励ますリーダー。聞く人を魅了する。
・ENFP:運動家
情熱的で独創力があり、かつ社交的な自由人。常に笑い微笑みの種を見つける。
<番人>
・ISTJ:管理者
実用的で事実に基づいた思考の持ち主。その信頼性は紛れもなく本物。
・ISFJ:擁護者
非常に献身的で心の暖かい擁護者。いつでも大切な人を守る準備ができている。
・ESTJ:幹部
優秀な管理者で、物事や人々を管理する能力にかけては、右に出るものはいない。
・ESFJ:領事
非常に思いやりがあり社交的で、人気がある。常に熱心に人々に手を差し伸べている。
<探検家>
・ISTP:巨匠
大胆で実践的な思考を持つ実験者。あらゆる道具を使いこなす。
・ISFP:冒険家
柔軟性と魅力がある芸術家。常に進んで物事を探索し経験しようとする。
・ESTP:起業家
賢くてエネルギッシュで、非常に鋭い知覚の持ち主。危険と隣り合わせの人生を心から楽しむ。
・ESFP:エンターテイナー
自然性があり、エネルギッシュで熱心なエンターテイナー。周りが退屈することは決してない。
MBTIがチームビルディングに役立つ理由
・性格タイプの違いを理解する重要性
性格の違いを理解することは、以下の3つの理由で重要です。
- 誤解や対立を減らすことができる
- 自己や他者の強みを活かすことができる
- 効果的なコミュニケーションを取ることができる
ヒトはみな個性があります。一人一人考えていること、感じていることや心の動きの特性は違っています。社会生活の中で、感覚や考え方が違ったメンバーと一緒に仕事をしたり、協働する場面は多々あると思います。
・コミュニケーション向上におけるMBTIの役割
コミュニケーションで重要なことは、自分を知り、相手を知ることです!
チームビルディングにおける枠組み
チームビルディングを成功させるためには、適切な枠組みを用いることが重要です。チームビルディングにおける枠組みは、チームを効果的に成長させるための指針となります。MBTIをチームビルディングの枠組みと組み合わせることで、より効果的なチームビルディングを実現することができます。
①知識人タイプ(NT型)
「ものの見方」が直観型、「判断の仕方」が思考型の性格タイプ。科学や政治 経済などに興味を持ち、議論好きで能力主義的な傾向が強い。
- INTJ(建築家)
- INTP(論理学者)
- ENTJ(指揮官)
- ENTP(討論者)
②詩人タイプ(NF型)
「ものの見方」が直観型、「判断の仕方」が感情型の性格タイプ。文学、心理、人生論に興味を持ち、浮世離れしている印象を持たれる。
- INFJ(提唱者)
- INFP(仲介者)
- ENFJ(主人公)
- ENFP(運動家)
③実用タイプ(ST型)
「ものの見方」が感覚型、「判断の仕方」が思考型の性格タイプ。客観的で論理的に判断し、過去に対する後悔や未来についての心配よりは、現在できることに注力する。実務家気質で現実主義的な傾向が強い。
- ESTP(起業家)
- ISTP(巨匠)
- ESTJ(幹部)
- ISTJ(管理者)
④協調タイプ(SF型)
「ものの見方」が感覚型、「判断の仕方」が感情型の性格タイプ。周囲の人間関係・家族・友人に興味を持ち、平和主義的傾向が強い。
- ISFJ(擁護者)
- ESFJ(領事館)
- ISFP(冒険家)
- ESFP(エンターテイナー)
特性から考えられるベストチーム
チームとして結果を残すためには、一人ひとりの能力がとても重要です!
しかし、googleの生産性向上計画における調査によると、ただ優秀な人材を集めただけでは、チームの成績がよくないということがわかっています。
では、どうすれば生産性が高いチームが構築できるのでしょうか。
実際チームプレーにおいて、重要なことは個人の能力の高さよりも周囲への気づかいや共感といったメンタルの側面が大きく影響されます!
MBTIの特性を活かすことで、より効果的なチームを形成することができます。チームの編成の際には、それぞれの性格タイプの強みや弱みを考慮し、バランスのとれたチーム編成をすることが重要です。
①リーダータイプ
「エネルギー原」が(E)で外交的な指標を示すタイプが適しています。
- ESTP(起業家)
- ENTJ(指揮官)
- ESTJ(幹部)
- ENFJ(主人公)
- ENTP(討論者)
②サポートタイプ
「決断の下し方」が(F)で感情的な指標を示すタイプが適しているタイプ。特に周囲の人間関係・家族・友人に興味を持つ(NF型の特徴がマッチしている)
- ISFJ(擁護者)
- ESFJ(領事館)
- ISFP(冒険家)
- ESFP(エンターテイナー)
③調整タイプ
「エネルギー原」が(I)「決断の下し方」が(F)のタイプは共感性・協調性に優れており、控えめながらも他人を支える力があります。
- INFP(仲介者型)
- INFJ(提唱者型)
- ISFJ(擁護者型)
- ISFP(冒険家型)
④創造者タイプ
「外部からの情報の受け取り方」が(N)直感型のタイプは具体的な事実よりも関連性から新しいアイデアを作る力がありクリエイティブです。
- INTJ(建築家)
- INTP(論理学者)
- ENTJ(指揮官)
- ENTP(討論者)
- INFJ(提唱者)
- INFP(仲介者)
- ENFJ(主人公)
- ENFP(討論者)
まとめ
- この記事が「最強のチームづくり」に役立てられると嬉しいです。今後のチーム作りの参考にしてみてください。
- MBTIは自己理解を深めるための性格検査です。
- 自己理解を深めることで、自分の個性を客観視することができ、自己受容や自分の人生を生き抜くヒントになります。
コメント
こんにちは、これはコメントです。
コメントの承認、編集、削除を始めるにはダッシュボードの「コメント」画面にアクセスしてください。
コメントのアバターは「Gravatar」から取得されます。